07« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

MOVIE BOYS

  // 

映画が好きです。だから一生懸命観ます。面白いところをみつけて楽しみたいけど、時としてそれが出来ないこともあります。でもそれも映画です。

ニューヨークの巴里夫/いかにもフランス人らしい 

ニューヨークの巴里夫セドリック・クラピッシュ監督のコメディードラマ。2人の子どもの父親で小説家のグザヴィエが妻と別居するも、子どもに会うためにニューヨークで暮らし始めるのだが…。主演は『メッセージそして、 愛が残る』のロマン・デュリス。3人のヒロインを『ココ・アヴァン・シャネル』のオドレイ・トトゥ、『少年と自転車』のセシル・ドゥ・フランス、『シャーロック・ホームズ』のケリー・ライリーらが演じている。

エスプリの効いたユーモアとでもいうのか、いかにもフランスらしいコメディ作品だった。小説家のグザヴィエはパリで妻のウェンディ(ケリー・ライリー)、息子トム、娘ミアの4人暮らしをしていたんだけどもとあることが理由で別居することになる。それはイザベル(セシル・ドゥ・フランス)というレズビアンの友人に子どもを作るための精子を提供したから。うん、これは駄目だろ。というか『まほろ駅前多田便利軒』の行天と同じシチュエーションじゃないか。まあ話は全然違うけど。いや実はイザベルは妊娠してもニューヨークに移住することになっていた。
ニューヨークの巴里夫01
だからウェンディと会うことなんて無いので大丈夫!ってつもりでいたのが、嫁が出張したニューヨークでバッタリ…。結局ウェンディは子ども2人連れてお別れね!とニューヨークへ。かくしてグザヴィエは子どもに会いたいがため嫌々ニューヨークで暮らすことにする。そこにやって来るのがウェンディと結婚前に付き合っていたマルティーヌ(オドレイ・トトゥ)だ。『ニューヨークの巴里夫』ってのはつまり4人の女性とグザヴィエの関係のことなんだね。ただ女性側から観ると元妻、恋人、レズビアンの友人なんで彼のことを夫と呼べるのか?なんて思ってしまう。
ニューヨークの巴里夫02
ところがこれを子どもの側から観ると結構納得できたりする。トムとミアの2人から見れば実父、イザベルの子は彼が生物学的な父、そして最終的に一緒になるマルティーヌの子たちから見れば養父。あれ?どっちかって言うと“巴里父”じゃないの?冗談はさておき、こんなごちゃごちゃの人間関係に更に、米国永住権を取るために偽装結婚する中国人妻が登場したり、イザベルにパートナー以外の若い女性の愛人?が表れたりと、グザヴィエでなくても「人生は複雑だ」と思いたくもなる。でもマルティーヌのいう言葉がニクイ。「(人生は複雑だって)それが普通じゃないの?」うん、その通りだよね。
ニューヨークの巴里夫03
皆複雑な人生の中を自分なりに生きながら幸せを求めてる。ただグザヴィエはその点がとても不器用なんだ。いや複雑だと思ってるから不器用なのかもしれない。逆に女性陣は自分の幸せのためにとても器用に生きている。要するに自分に正直なんだろうな。そういう意味で言えばグザヴィエの息子トムの方がよっぽど賢い。移民局の立ち入り調査で機転を効かせただけじゃなく、父親が実はマルティーヌのことを愛していることを見抜いて、その背中を押してあげたりとホントよく出来た息子だったり。個人的にはいつも自分の幸せを最優先にする考え方は必ずしも好きになれない時もあるけれど、ま、これもフランスらしいよね。
公式サイトへ
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←Click Pleae♪
ストーリー:妻ウェンディ(ケリー・ライリー)との間に2人の子供をもうけ、パリで生活しているグザヴィエ(ロマン・デュリス)。小説家としてもある程度成功した彼だが、スペイン留学時の親友であるレズビアンのイザベル(セシル・ドゥ・フランス)から精子を提供してほしいと頼まれる。それが原因となってウェンディとの間に不穏な空気が流れた上、彼女から子供を連れてニューヨークに移りたいと出て行かれてしまう。話し合いのためニューヨークへ飛ぶグザヴィエだが、ウェンディと子供たちが新しい恋人であるエリート金融マンのもとで暮らしているのを見てショックを受ける。(シネマトゥデイ)



関連記事

テーマ: 映画レビュー

ジャンル: 映画

ドラマ(仏)  /  tb: 1  /  cm: 0  /  △top

コメント

△top

コメントの投稿

Secret

△top

トラックバック

トラックバックURL
→http://lovecinemas.blog100.fc2.com/tb.php/50-08507207
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』

(原題:Casse-tete chinois) ----おおっ。 久しぶりの外国映画。 しかもフランス映画とは!? でも、このタイトルはニャいよね。 『ニューヨークのパリジャン』でいいじゃニャい。 「おそらく、いや確実に “巴里”という言葉を使いたかったんだろうね。 『巴里のアメリカ...

ラムの大通り

2014/12/11 21:50

△top