07« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

MOVIE BOYS

  // 

映画が好きです。だから一生懸命観ます。面白いところをみつけて楽しみたいけど、時としてそれが出来ないこともあります。でもそれも映画です。

愛の渦/素っ裸でいられなかった彼 

愛の渦『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の監督・三浦大輔が演劇ユニット「ポツドール」の舞台劇を映画化。乱交パーティーに集まった4人の男女が心も体も素っ裸になり絡み合うことで思わぬ人間ドラマが生まれる。出演は今年『紙の月』や『海を感じる時』でも大胆な濡れ場を演じた池松壮亮ほか、門脇麦、新井浩文、遠藤賢一、中村映里子、三津谷葉子、赤澤セリらが出演している。

全員セックスしまくりで、2時間3分の全編の中で着衣時間が18分半というキャッチコピーからどんだけエロいんだ!?と思っていたんだが、これは間違いなくヒューマンコメディだね。始まってすぐに服は脱いでしまい、全員タオルを巻いただけの姿になるんだが、当然ながら心の服は中々脱がない。集まったばかりの意味のない会話、空虚な会話はこれ風俗を経験したことがある人なら間違いなく実感できるレベルの再現力だよ。するんだよね、どこの出身?とか何の仕事してるの?とかさ、聞いてどうって訳じゃないのに(笑)そこでの虚しい会話が終わって一回戦。セックスはコミュニケーションとはよく言うけれど、まさにそうだよね。
愛の渦01
虚しい会話の間、全くと言って良いほど喋らなかったニート(池松壮亮)と女子大生(門脇麦)はこれがセックスになるとやたらと能弁で、誰よりも激しく会話してるってのが対照的で面白い。あ、もちろん声に出しての会話って意味じゃないよ。ま、門脇麦を始め女性陣の喘ぎ声はあまりにわざとらしすぎて演技感まるだしなんで、そういう意味ではこっちがドン引きだったけどね。セックスという人間の根源的なコミュニケーションを超えた後は一気に打ち解けモードに入る。男も女もエロトーク満開。二回戦後に至ってはもうOL(三津谷葉子)のあそこは臭いだとか悪口まで言い始める始末だよ。そんな本音のぶつかり合いの中で何となくいい感じになっているニートと女子大生。
愛の渦02
2人の身体の相性が良かったってことなのかな。それにしても折角全員全裸でセックスシーン全開なんだから、ここはアダルトビデオの監督にアドバイスを求めてでももっとエロく見せて欲しかったな。セックスシーンと会話のシーンは落差があればあるほど面白くなると思う。そういう意味では三津谷葉子がバストトップ見せないってのも残念。今更アイドルでもないだろうし、他の女性陣ががあそこまでやってるのに、なんかちょっと浮いちゃったかな。さてそんなむき身の人間観察的面白さは乱交パーティの時間を経てラストに集約されている。女子大生に仄かな恋心を抱いたニートくんは、後に彼女から電話で呼び出され残酷な現実を突きつけられるんだ。彼はあそこにいた自分こそ本物だという。
愛の渦03
でも彼女は逆にあそこにいた自分は本物ではないという。窪塚洋介演じる店員がその前に行っていた言葉「ここにはそんな意味ありげでかっけーことないすから。」って言葉がおもいっきり蘇ってきたよ。そう風俗店なんだよ、あくまでも。男も女も基本的にセックスそのものを後腐れなく楽しみに来ているだけなんだ。でもそこに心の繋がりが出来たと考えてしまうニートくんの気持ちは理解できる。ただ彼女にそう言わせてしまったのはニート君自身の責任だ。途中にフリーター(新井浩文)が彼女とセックスしようとしたのを彼は止めるんだが、その時フリーターに「(女子大生を)好きとかなってんじゃねえよ!」と言われ、彼は「好きになんかなってないすよ。」と答えている。
愛の渦04
彼女にしてみたらそれは裏切りの言葉だったに違いない。その言葉で彼女の中の割り切りがついてしまったんだろう。やっぱり人間言葉に出して言わなければいけないこともあるってことだね。心の服を脱ぎ去りただ本音でいればよかった。だって既にお互いに全てを見せ合っているのだから、いまさらそんな事を恥ずかしいと考えてしまうほうがおかしいじゃないか。全てを脱ぎ去った女性の前で自分だけ服を着てしまったニートくんの大失敗ということだな。それにしても門脇麦、市川由衣、宮沢りえとなんか池松壮亮っていい女とばっかり濡場をやってるんだね。流石は前張先生!(門脇麦命名)

公式サイトへ

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ ←Click Pleae♪

ストーリー:高級マンションの一室に設けられた秘密クラブ、ガンダーラ。そこで開催される乱交パーティーに、ニート(池松壮亮)、フリーター(新井浩文)、サラリーマン(滝藤賢一)、女子大生(門脇麦)、保育士(中村映里子)、OL(三津谷葉子)、ピアスだらけの女(赤澤セリ)たちが参加する。セックスしたいという共通の欲望と目的を抱えている彼らだったが、体を重ねるのに抵抗を感じる相手も浮上してくる。さまざまな駆け引きが展開する中、ニートは女子大生に特別な感情を抱くようになっていく。(シネマトゥデイ)



関連記事

テーマ: 映画レビュー

ジャンル: 映画

ドラマ(日)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

コメント

△top

コメントの投稿

Secret

△top

トラックバック

トラックバックURL
→http://lovecinemas.blog100.fc2.com/tb.php/30-5f3a0f15
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△top